だいぶ時間が経ってしまいましたが、2018年10・11月の解答例です。
まず課題を振り返ると
□課題「東京オリンピックのボランティア活動は、したほうがいい?しないほうがいい?」
募集要項から見てみましょう。
東京オリンピックのボランティアの募集要項によると、大会ボランティアと都市ボランティアがあります。
オリンピックのボランティアをイメージする場合、大会ボランティアをイメージされると思います。
なので、大会ボランティアについてみていきます。
□大会ボランティア募集要項
活動場所: 競技会場や選手村などの大会関係会場およびその周辺活動期間: オリンピック・パラリンピック大会期間中及び大会前準備期間 10日間、1日8時間程度活動内容: 観客サポート、競技サポート、メディアサポートなど 募集人数: 8万人 □活動にあたり提供する物品など・ユニフォーム・活動中の飲食・ボランティア活動向けの保険*東京までの交通費及び手搏は自己負担・自己手配→その後変更し、・都内の滞在先から会場までの交通費相当(一律1000円のプリペイドカード)を支給する・宿泊についてはできるだけ情報を出す http://runrunskip.com/archives/7110 https://tokyo2020.org/jp/organising-committee/finances/data/201401-stipulation-a.pdf#search=%27東京オリンピック+役員+報酬%27
組織図 https://tokyo2020.org/jp/organising-committee/structure/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 課題を作成した時点では、このような待遇の悪さと、役員報酬の高さからボランティアはやるべきではないのでは?と思っていました。
しかし、2019年7月になって見ると、考え方に変化が出てきました。
キングコング西野亮廣さんが校長を務める「サーカス」というイベントがあります。
SS席、S席、A席、B席等がある中で一番先に売り切れたチケットは、
なんと「サーカスに、お金を払って参加するボランティアスタッフ」チケットです。
ようはお金を払って働くというチケットが真っ先に完売したそうです。
エンターティメントにお金を払って見るお客様ではなく、お金を払って参加することに、価値が高まっているようです。(観客より参加者の価値が高まっている)
違う例で見てみると、スペインにある、サクラダファミリアも完成していないけど、完成していく過程を見ることで楽しむ。
(完成した作品を見るのではなく、完成していく過程を見ることに、価値が高まっている)
このように考えてみると、交通費や宿泊費を払っても、参加することは意味があるのでは?と思うようになりました。
皆様の答えは何ですか?