コロナウイルスの影響により、多くのスポーツジムは全サービスもしくは一部のサービス休止を余儀なくされています。
レッスンが休講となってしまったインストラクター、営業はしているものの予約が減ってしまったパーソナルトレーナーなど、収入面でも影響がでています。
そんな中、オンラインを利用したレッスン・パーソナル指導・セミナーをはじめる人が増えてきました。
オンラインレッスンを始めるための3ステップを見ていきましょう。
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①オンライン指導をするための「ツール」を用意する。
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マンツーマンレッスンか?グループレッスンか?によって使用するツールは変わってきます。
マンツーマンレッスンであれば、Skype・Zoom・LINE・Messengerなど、ビデオ通話機能のあるSNSやサービスを利用することで簡単に行うことができ、ほぼ無料で利用することが可能です。
グループレッスンであれば、Zoomの有料サービス、LINEなどのグループ通話、Facebookのグループ機能を用い配信、ライブ配信ができるサービス、などがあげられます。
マンツーマンよりは、コストと手間がかかるかもしれません。
どちらも問題は、クライアントがサービスを利用するまでの手順(サービスのダウンロード・会員登録など)を説明しなければならないこと、LINEなどの場合は連絡先を交換しておく必要があることです。
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②スケジュールを管理するための「ツール」を用意する。
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メールなどで直接やりとりをしてもいいのですが、クライアント一人一人「空いている時間の確認」「予約」をするのは大変な手間となります。
ブログで空いている時間を公開されている方もいらっしゃいますが、予約が入るたびに修正が必要となるため、お勧めできません。
Googleカレンダーや予約システムを利用し、スケジュールをリアルタイムで公開しておくことがお勧めです。
予約を受けたら、自動返信メールでレッスンまでの流れを自動的に連絡できるようにしておきます。
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③最後は、決済手段
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無料の場合は必要ありませんが、有料の場合決済手段が必要となります。
PayPalやStripe、BASEなどの決済サービス、もしくは銀行振込など選択肢があげられます。
申込の際の自動返信メールに、決済サービスもしくはホームページ(決済ができるもの)へのリンク、振込先を添付しておくことで、手間を省くことができます。
*銀行振込の場合、入金の確認をする必要があるので、決済サービスを利用することがオススメ。
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まとめ
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簡単ではありますが、オンラインレッスンの始め方をまとめてみました。
ポイントは、いかにレッスンを行う以外の手間を省けるかです。
コロナウイルスの問題でオンラインレッスンを始められた方は、現段階では既存のクライアントへの代替サービスとして行っていることでしょう。
今後、既存のクライアント以外の方にも、サービスの提供を考えているならば、さらにやり方を考察する必要があります。
ただし、このようなやり方では、オンラインのよさをいかせていないと思います。
次回は、私が考えるオンラインレッスンをご紹介します。