都道府県別のランキングを見ていきましょう。
1つ目は、高血圧性疾患。高脂血症、虚血性心疾患の都道府県別のランキングです。

2つ目は、「高血圧性疾患で治療を受ける人が多い県・少ない県のランキングです。
*高血圧の人ではなく、治療を受けている人なので、実際はもう少し患者はいるかもしれません。

3つ目は、食塩の摂取量が多い県・少ない県のランキングです。

4つ目は、歩数が多い県・少ない県のランキングです。

5つ目は、野菜をたくさん食べる県・少ない県のランキングです。

□まとめ
いろいろとランキングを見てきました。
感じたことは、血圧の基準を低くすることは、あまり意味がないような気がします。
昔より、基準を下げたことで、医療費をかけている割には、患者の人はあまり変化がないからです。
(現在の医療は、高血圧=降圧剤の処方 というスタイル)
また、血圧が基準値でも、疾患が出ることもあるからです。
注目したいのは、食塩・野菜の摂取、1日にどのくらい歩いているのか?といった日常生活での過ごし方の方が重要な気がします。
(薬を飲むことで、ライフスタイルを改善しなくてもいいという思考が働きやすい)
血圧はあくまでもスクリーニングとして活用し、ライフスタイルをどうすごしているのかを考察する仕組みができるといいのかもしれません。