以前、「ファンとフォロワーを違いは?」というコラムを投稿いたしました。
今回は、ファンとなりうる人はどう見つけたらいいのか?を考察していきます。
*ここでの話は、便宜上「ファン」という単語を用いていますが、「見込み客」と思っていただけると、理解しやすいかと思います。
ファンを見つけるには、「①ファンを定義する」「②直接聞く」がオススメです。
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①ファンを定義する
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自分が提供しているサービス、発信している情報もしくは扱っている商品など、誰をファンにしたいのか定義します。
ビジネス書を読むと、クライアントを「ペルソナ化」することが推奨されていますが、初めの段階ではそこまで細かく定義する必要はありません。
*ペルソナとは:ユーザー像を明確にすること。性別・年齢・居住地・職業・年齢など
私が提供しているサービスで考えると、対象は大きく分けて2つになります。
・パーソナルトレーニングを受講されたい人。
・セミナー・Shape-lab Onlineなどのコンテンツを受講されたい同業者の人。
この2つにわけるだけでも発信内容が変わっていきます。
例:
Facebookは個人利用で、Facebookページは仕事用で利用される方がいると思います。
仕事の用のページは、トレーニングジムを経営していて、トレーニングジムのFacebookページだとします。
このジムの利用者を増やしたい目的で、ページを開設したのなら、対象はトレーニングを受けてもらう一般の人が対象となります。
個人利用しているFacebookの友達には同業者ばかりだとしたら、Facebookページに同業者から「いいね」をもらってもあまり意味はありません。
(Facebookページには、Facebookの友達全員に「いいね」をリクエストできるシステムある)
□ポイント
発信しているSNSは誰に見てほしいのか?
見て欲しい人は、発信したいSNSのどこにたくさんいるのか?
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②直接聞く
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自分が提供しているサービス・商品に、興味があるのか?ないのか?を直接聞きます。
対象が一般の人だとしても、「ダイエット」に興味がある人、「ボディメイク」に興味がある人など様々です。
ファンを特定していく作業として、興味のある人にはアクションをしてもらい分類をしていきます。
例えば、来週からダイエット商品を販売するとして、告知をします。
・興味のある人は、メルマガに登録をしてもらう。
→登録してもらったら、割引にするなどのサービスをつける
・すでにメルマガ登録者であったら、興味のある人はリンクをクリックしてもらい、詳細がかかれたページへ移動。
→誰がリンクをクリックしたかを確認する(メールを開封した人、リンクをクリックをした人がわかるサービスがある)
・興味がある人がわかったら、その人には定期的に情報を発信する。
→興味があるけど、値段などタイミングがあわずに購入しなかったことも考えられる。定期的にコンタクトをとることで、その商品を忘れさせない。
*日頃の投稿に対して、「いいね」「コメント」などをたくさんくれる人も、興味がある人になります。
□ポイント
興味があるのか?ないのか?を直接聞く
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まとめ
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SNSを発信を見ていると、意外と対象があいまいだなと感じることが多々あります。
対象があいまいなために情報が溢れ、受信者からすると、必要のない情報→閲覧しない、というループになってしまいます。
自分が提供しているサービス、発信している情報が、必要な人に届くことが、発信者・受信者のためになると思います。