平均の法則というのをご存知ですか。
平均の法則とは、同じ条件で同じことを何度も繰り返せば、常に一定の結果を出せるという法則です。
保険の契約を例に見てみましょう。
「10:5:4:3:1」
勧誘の電話を10人にかけると、5人が応じてくれる。そのうち1人はキャンセルをするので実際に合うのは4人。保険の話を聞いてくれるのは3人。そのうち1人が契約に応じてくれる。
もし10人契約がほしければ、電話を100人かける必要があるということがわかります。
これは様々なものに応用ができ、それぞれ状況により数値(比率)はかわります。
例えば、セミナーの参加者を増やしたい場合はどうするか?
メルマガやネット上で告知をしたとします。
①何人にメールなどで開催の概要を届けることができるのか?(認知されるのか?)
②そのうち何人が実際に閲覧してくれるのか?(閲覧率は?)
③閲覧してくれたうち何人が、参加を検討するのか?(興味をもたれるのか?)
④検討したうちの何人が申込みをしてくれるのか?
⑤申込みをしてくれたうち、何人が当日参加してくれるのか?
このような段階をふみ、数値を計算していくことで、おおよその人数がわかりアプローチ方法を考察することができます。
それぞれの分野で、どのような平均の法則があるのか?
これがわかると、的確なアプローチができますね。
*参考書籍
ブレインプログラム
著者:アラン・ピーズ
役者:市中芳江