世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。
この危機的状況を乗り切るために、どうすればいいのでしょうか?
その1つとして組織の長のリーダーシップが必要となってきます。
国で考えると、総理大臣。
会社で考えると、社長となるでしょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□参考動画
「YouTube大学【コロナ後の経済①】リーマンショックを超える経済危機からの復興計画」
https://www.youtube.com/watch?v=ZuIXI6uILDc&t=886s
動画で紹介されていた参考書籍
「コロナショック・サバイバル日本経済復興計画」著者:冨山和彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こちらの動画によると、危機的状況の中で生き残るために、リーダーがすべきことは以下の3つ
①想像力をもつこと(最悪を想定し最善の準備をする)
②独断即決
③朝令暮改
*朝令暮改:命令や政令などが頻繁に変更されて、一定しないこと。朝出した命令が夕方にはもう改められるという意から。
①想像力をもつこと(最悪を想定し最善の準備をする)
危機的状況の中では、楽観論ではなく最悪を想定して行動することが大切です。
最悪の状況を想定していないと、会社であれば倒産してしまうし、国であれば、失業者・自殺者・感染者が増えてしまいます。
②独断即決
危機的状況では、何よりもスピードが大事。
すべての人の意見を調整しているようでは、遅い。
③朝令暮改
状況は刻一刻と変化をしている。
状況により、意見を変えていくことが大事。
━━━
まとめ
━━━
リーダーがすべきことは3つあげましたが、これは通常独裁者と言われるリーダーが行うことです。
しかし、危機的状況では必要なことなのです。
正しい行動・正しくない行動があるのではなく、状況により行動は変わってきます。
今回の政府の対応をみると、3つすべて逆の行動でした。
(行動1つ1つを批判してしまう、我々、国民にも問題がありますが)
国が安定している時、民主主義は機能しますが、危機的状況の中では、機能しないことが明白となりました。
民主主義がいい、社会主義がいいというのではなく、状況に応じて変化することが大切です。
トレーニングにも通ずるところがあり、エクササイズや手技など方法が優れているのではなく、クライアントに必要な方法が優れたエクササイズ・手技です。
状況に応じて、最適な方法を選択し続ける。
思考停止にならず考え続けることが大切だと思いました。