今回は、何人に対してサービスを提供するのか?という観点から売上を考えてみます。
今までご紹介してきた売上を上げるには?の中で参考にした「金持ち父さん貧乏父さん」が発売されたのは2000年。
2000年当時は、従業員と自営業者は提供できるサービスや収入に限界があり、多くの人にサービスを提供する、もしくは収入をあげるにはビジネスオーナーか投資家(間接的に関与)になる必要がありました。
*従業員は時給や日給であるため、働く時間か日数を増やすしかなかった。
*自営業者は、労働時間を増やすか・単価を上げるかしかなかった。
→提供できる人数に上限がある
インターネットの普及により、従業員、自営業者でも、多くの人にサービスを提供できるようになりました。
パーソナルトレーナー・セラピスト・インストラクターを例に売上の上げ方を見てみましょう。
□マンツーマンの指導だと、1日に7人(1回1時間として仮定)
□複数人での指導だと、1日7時間勤務であれば、14人〜28人( 1回あたり2人〜4人と仮定)
→人数は増えるが、一人あたりの単価は下がってしまう。
□グループレッスンでの指導だと、1回のレッスンあたり10人として、1日5本と仮定すると50人。
→インストラクターは提供する人数が多くても、1レッスンでいくらか?という報酬体系なので、何人受講しようが値段は変わらない。
□セミナーや講演だと、1日で2人から100人対応可能。
→1人あたりの単価は高く取ることができる
「ネットの普及により可能になったこと」
□ブログを書く(広告収入)
□メルマガを発行(有料で情報を発信)
□書籍を発行
□動画を作成し、販売
□オンラインでの指導
など。
今まで、起業しないとできなかったことが、個人でもできるよう時代となってきました。
提供する人数の上限(厳密に言うと世界の人口が上限)収入の上限・場所の制限がない働き方を選択することができます。
届けたい人数から、仕事を選択するならば、皆様はどんな働き方をしたいですか?