回旋動作の評価時、見るポイントの1つに「運動軸」があります。
回旋動作時の運動軸は、多く分けると「左足軸」「中心軸」「右足軸」の3つがあります。
左回旋の動作を評価する時を例に解説をしていきます。
例:左回旋時
□左足軸で回旋をしている
□中心軸で回旋をしている
□右足軸で回旋をしている
この3つに分けることができます。
さらに開始時の姿勢を考察してみると
①開始姿勢:左足軸→回旋時:左足軸
②開始姿勢:中心軸→回旋時:左足軸
③開始姿勢:右足軸→回旋時:左足軸
④開始姿勢:左足軸→回旋時:中心軸
⑤開始姿勢:中心軸→回旋時:中心軸
⑥開始姿勢:右足軸→回旋時:中心軸
⑦開始姿勢:左足軸→回旋時:右足軸
⑧開始姿勢:中心軸→回旋時:右足軸
⑨開始姿勢:右足軸→回旋時:右足軸
「左足軸で回旋をしている」という評価結果から、さらに9つの場合が想定されます。
*さらに細かくするならば、前軸、後軸を足すと27パターンとなります。
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まとめ
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左回旋という動作だけでも、身体で何が起きているのか?かなり考察することができます。
①開始姿勢時の軸上で回旋をするのか?
(例:中心軸→中心軸)
②開始姿勢時から、動作方向へ軸をずらして回旋をするのか?
(例:中心軸→左足軸)
③開始姿勢時から、動作方向と反対へ軸をずらして回旋をするのか?
(例:中心軸→右足軸)
目的によって求められる動作はかわってきますが、どの軸上でも回旋できることが、身体をコントロールすることになるのではないでしょうか?