あなたは才能がありますか?と聞かれたらなんと答えますか。
才能はイチロー選手や明石家さんまさんなど、一部の限られた人に与えられるもので、自分にあるはずもない。と思っていませんか?
「才能の正体」著者:坪田信貴
を読んで、タイトルでもある「才能の正体」とは何か?の答えが、とても腑に落ちました。
坪田さんは映画化された「ビリギャル」の著者です。
*「ビリギャル」とは、学力が学年でビリのギャルが1年で偏差値を40上げて、現役で慶應大学に合格するというストーリー。
ビリギャルの主人公(さやかちゃん)は、慶応大学を受験する!と決めたとき、家族や友人ほぼ全ての人が
「慶応大学合格なんて絶対無理」
「勉強ができるようになるはずがない」
「身の程知らず」
と思っていたそうです。
学校の先生に関しては、
「お前が慶応に受かったら、俺は全裸で逆立ちして、校庭1周してやるわ」」と言われるしまつです。
その後、さやかちゃんは慶應大学に合格しました。
このエピソードを書籍にした「ビリギャル」が発売され、坪田さんが全国で講演をするようになると
「さやかちゃんは、もともと地頭がよかったんでしょ?」
とか
「才能があったんでしょ?」
と言われるようになったそうです。
慶応大学にもし落ちていたら、さやかちゃんはきっと
「ほれみたことかー」
など言われていたでしょう。
要は、人は結果しか見ていないのです。
落ちたら、才能がない。
合格したら、才能がある。
結果をだせば、全てのやり方が肯定されます。
芸能人がやっているトレーニング、テレビで紹介されたトレーニングなどに、クライアントの方が興味を持つ理由がとても理解できました。
どんなに正しいことを伝えていても、結果がすべてなんですね。
2019年は、結果にこだわってみたいと思います。