ニッポン
2021-2050
データから構想を生み出す教養と思考法
著者 落合陽一、猪瀬直樹
最近読んだ書籍で印象的だった内容を少しアップしたいと思います。
この本は、落合陽一さんと猪瀬直樹さんが交互に今後の日本について、様々な見解を示してます。
その中で特に印象的だったのは、第4章、猪瀬氏の「自分の中にある言葉を鍛える」という章です。
歴史的な視点から物事を考える事の大切さと言葉の力が大事という内容。
これからの日本に必要な人材は、自分の思考や戦略(ビジョン)を自分の言葉で示す事が出来る人材。
日本の昔ながらの体制(官僚のような)では、昨日あった事が今日の基準であり、明日も過去の基準に縛られる。
このような思考ではなく、昨日を検証して、歴史を認識して、明後日に向かって飛んでいく。
その感性をベースに論理的に組み立て、自分の思考を鍛える。
改めて、今の自分に必要な事のように感じ共感しました。
また、政治とテクノロジーを組み合わせたポリテックと言う言葉も興味深く、今後様々な分野でテクノロジーの発展に伴い変わってくるであろう日常が少し考えられました。
是非興味があれば、読んで見て下さい。
これから、少しずつ自分が読んだ書籍や、参加したセミナーなどで受けた印象を投稿していきたいと思います。