NHKで放送されている「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」6/25日放送回は「腰痛治療いまだ進化せり〜腰痛専科医・西良浩一」でした。
特定が難しい腰痛の原因の正確に突き止めるために、腰痛の専門医が一番大切にしていることは何だと思いますか?
画像診断ではなく
「徹底した問診」だそうです。
問診して、原因をある程度特定してから、確認のために画像を用いるようです。
自分も、クライアントに対して「問診」を大切にしています。
「首が痛い」というクライアントがいたとします。
では、首のストレッチをしましょう。と、原因を考えずにアプローチをするのではなく
なんで痛くなったのか?問診をすることで、見えてくることがあります。
①最近、枕を変えたから(低くなった)痛くなった
②最近、デスクワークでの作業時間が長くなった。
③旅行に行って、右手で荷物をずっともっていた。
これらの理由によって、アプローチ方法が決まってくるのでは?と思います。
(①は、伸張された ②は、不動 ③は、使いすぎ)
他の症状に対しても、一人一人丁寧に問診をすると、様々な情報を得ることができます。
アプローチをしてもなかなか改善できないクライアントがいた場合、しっかりと問診をすることをおすすめします。