先日、受講生からセミナー冒頭で行っている自己紹介にどんな意図があるのか?と質問されました。
セミナー冒頭で行っている自己紹介、セミナー最後に行っている振り返りについてあらためて説明いたします。
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自己紹介
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セミナーに参加していただいた方はご存じだと思いますが、Shape-labセミナーでは受講生どうしで自己紹介をしてもらっています。
まずは以下3つの質問に回答をしていただき、自己紹介を行います。
(②の質問は、「0から学ぶ!ストレートネックの改善法」セミナーの場合。ご参加いただいたテーマに対して、どのようなアプローチをしているかを質問しています)
①セミナー終了後に何を得られていたら満足ですか?
②ストレートネックへはどのようなアプローチをしていますか?
③前回参加されてからどのような変化がありましたか?
こちらの質問に加えて、お名前・どこから来たか?・現在の活動は?の質問を加え、自己紹介を行います。
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自己紹介解説
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セミナーに限らず、書籍や動画などで学ぶ場合も同じですが、自分が何を知りたいのか?を明確にすることで学習効率があがります。
①の質問は、知りたいことを明確にするための質問となります。
②の質問は、現状を把握するために行います。(自分が知っていること・やっていることを把握する)
現状を把握することで、セミナーでご紹介する内容が自分が持っている知識・技術と同じだった場合に集中して聞かなくていい、もしくは同じことでより自信をもてることが狙いです。
③の質問は、過去セミナーにご参加していただいた方に行っています。
セミナーで学んだことが、現場でどのように役に立ったのか?を明確にすることで、今回のセミナーも現場でどういかすのか?を考えること、また現場で活かせることに期待を持ってもらうことが狙いです。
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振り返り
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セミナー最後の振り返りでは
①セミナーの内容の質問
・ストレートネックへのアプローチは?
・ストレートネックが起こるメカニズムは?(例を1つ)
・クライアントにどんなアプローチをする?
(「0から学ぶ!ストレートネックの改善法」より抜粋)
②セミナー冒頭にたてた目標に対して、どんな気づき・発見があったか?
(目標以外の気づき・発見を含む)
③明日以降どういかしていきますか?
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振り返り解説
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セミナーでは多くの情報をお伝えしています。
当然、すべてを1日で覚えること・理解することは難しいです。
そのため少しでも、記憶に残すための作業が振り返りとなります。
①の質問はセミナーの内容をどれだけ覚えているのか?確認のための質問です。
答え合わせなどを行いませんが、学んだばかりでも意外と忘れていることを実感してもらうのが狙いです。
②の質問をすることで、知りたいことをどれだけ知ることができたのか?確認のための質問です。
目標以外の気づきを聞くことで、知ったことを確認し満足度を高めることが狙いです。
また、受講生の話を聞くことでより広い視点の気づきを得ることができます。
③の質問は、セミナー終了後の行動をイメージすること、行動を促すことが狙いです。
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まとめ
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今回はセミナーで行っているワークの解説をしました。
学習は継続して行うことで、記憶・理解を深めることできます。
セミナーで伝えて終わりにならないよう、このようなワークを実施しています。
学習方法についてより詳細に知りたい方は、読書法のセミナー資料・動画・テキストを閲覧されてみてください。
