ゴルフやテニス、野球など競技を行っている人の運動指導をすることがあると思います。
動画や連続写真、実際にその競技の運動を行ってもらい、「膝が動いてしまう」「肘が曲がっている」などの問題があったとします。
それを改善するために、「膝を固定して」「肘を伸ばして」エクササイズをしましょう!と指導してしまいます。
一見、正しいようですが動作改善されない場合があります。
連続でおきている動作の中で、ある局面だけをフォーカスをしてしまうと全体が見えなくなります。
「膝を固定する」「肘を伸ばす」を意識させると動作中ずっとそれを意識してしまい、全体がくずれてしまう人をたくさん見てきました。
ある局面に注意を向けるのではなく、どうして膝が動いてしまうのか?どうして肘が曲がってしまうのか?に注意を向けると、様々な問題が見えてきます。
力を入れる部位と入れない部位、力を入れるタイミング、何を意識しているのか、何を感じているのかなどに目を向けてみると、動作を改善するヒントが隠されているのではないか。
こんな内容のセミナーをいつかやりたいと思いますが、形にするのはなかなか難しいかな?!
