むくみは「浮腫」、腫れは「腫脹」ともいいます。
浮腫は、何らかの原因によって皮膚ないし、皮膚の下に水分が溜まった状態です。
原因として、常に脚が低い位置にあることで循環が悪くなる、肝機能の異常、食塩の過剰摂取などがあります。
腫脹は、炎症症状の1つです。
見分け方として、指で圧迫をする方法と、熱感や発赤の有無を確認する方法があります。
浮腫であれば、指で圧迫し、指を離すと跡が残ります。
腫脹であればあとは残りません。
浮腫は炎症症状でないため、熱感や発赤はなく、腫脹は熱感や発赤があります。
浮腫と腫脹は、同じように見えますが、原因と対処法は違ってくるので、見分けることはとても大切です。
参考書籍
足部・足関節の動きとしくみ
著書:櫻井亮輔