前回、クロノタイプは「朝型」「夜型」「中間」の3タイプにわけて説明をしました。
実は、細かく分けると、ライオン型、クマ型、オオカミ型、イルカ型と分けることができます。
□ライオン型
全体人口の15〜20%
必要な睡眠時間の量:7時間
理想の就寝時間:22時
理想の起床時間:5時半〜6時
運動する時間:17時頃
ベストな仕事ができる時間帯:8時〜12時
□クマ型
全体人口の50%
必要な睡眠時間の量:7時間以上
理想の就寝時間:23時
理想の起床時間:7時
運動する時間:7時〜12時の間
ベストな仕事ができる時間帯:10時〜14時
□オオカミ型
全体人口の15〜20%
必要な睡眠時間の量:7時間半
理想の就寝時間:0時
理想の起床時間:7時半
運動する時間:18時
ベストな仕事ができる時間帯:17時〜0時
□イルカ型
全体人口の10%
必要な睡眠時間の量:6時間程度
理想の就寝時間:23時半くらい
理想の起床時間:6時半くらい
運動する時間:7時半
ベストな仕事ができる時間帯:15時〜21時
このようにタイプによって、睡眠量・就寝時間・起床時間・運動・仕事の時間が変わってきます。
学校の登校時間を30分遅くするだけで、成績が向上したという研究結果もあります。
自分の成功体験のみを語る人は、自分のタイプにあったやり方を他人に押し付けています。
たまたま朝が得意なライオン型の人が、早起きをすることで人生がかわった。あくまで結果論です。
タイプを考慮し、スポーツ指導・仕事している人へのアドバイスとして
□スポーツ選手を指導している人
・朝が得意な人は朝に練習。
・夜が得意な人は、部活動が終了してから自主練を行う。
・試合の開始時間によって起用する選手を考える(午前中の試合なら、クマ型・イルカ型の選手を起用するなど)
□仕事をしている人
自分が集中できる時間帯に、重要な仕事をする。
それ以外の時間は、あまり思考を必要としないメールの返信や事務作業を行う。
人を多角的に見ると、とても面白いですね。
皆様も自分の特徴に合わせて活動をしてみてください。
参考ページ