「睡眠」をテーマにコンテンツの作成を検討していて、睡眠に関する書籍を読み漁っております。
その中で得た情報をシェアします。
朝に強い「朝型人間」反対に朝が弱い「夜型人間」の人がいます。
この「朝型」と「夜型」は生活習慣に左右されるのではなく、ほぼ遺伝で決まると言われています。
朝型・夜型の分類は「クロノタイプ」と呼ばれていて、朝型人間の人口は約40%、夜型人間の人口は約30%、朝型人間と夜型人間の中間にあたる人口は約30%となります。(読んだ書籍によると)
人間は、どうして「朝型」「夜型」に分かれているのでしょうか?
人類の進化という視点から考察してみます。
人は群れで生活をしていました。
群れが全体が眠っているいるときは、外敵から襲われやすくなります。
全員同じ睡眠のタイプだとしたら、外敵に襲われやすい状態は8時間になってしまいます。
朝型・中間・夜型と分けることで、襲われやすい状態を4時間までに減らし、生存率を高めることができます。
現代の生活では、朝型人間がよしとされることが
学校や仕事など、全員同じ時間帯に活動を余儀なくされますが、タイプによって力が発揮できる時間帯は変わってきます。
遺伝で決定されるので、努力で解決できる問題ではありません。
朝型人間と夜型人間がいることを知ると、朝起きれない「人」が悪いのではなく、世の中の仕組みに問題があることがわかります。
参考書籍:「睡眠こそ最強の解決策である」訳:桜田直美