身体の調節機能の1つに、前庭ー自律神経系というものがあります。前庭とは、平衡感覚を司る器官です。前庭が身体の傾きを感知し、自律神経を調整しています。例えば、人は寝たとき(背臥位)に、副交感神経が優位となり、立位のときに交感神経が優位となります。この機能から考えると・ウォーミングアップは、寝た姿勢→立位・クールダウンは、立位→寝た姿勢となるようにプログラムすると身体の負担は少なくなります。・座位→背臥位→立位→膝立位このようなプログラムは、身体の負担が増すことが考えられます。