トレーニングを指導する際に、クライアントに対してどのような意識をさせていますか?
図をご覧ください。

(「上半身のエクササイズとストレッチ」セミナー資料参照)
アームカールという種目を
①ダンベルに意識を集中
②筋肉(上腕二頭筋)に意識を集中
2つのパターンでエクササイズを行わせました。
結果は、同じ重さ行なったにもかかわらず、ダンベルに意識を集中させたほうが、筋電図活動は小さくなりました。
少ない筋活動ということは、たくさん動けるということです。
スポーツや日常動作を指導する上で、少ない筋活動で動けたほうが効率的です。
筋肉を発達させたい場合は、筋肉に意識を集中させる。
効率的な動きを獲得させたい場合は、ダンベルに意識を集中させる。
このように、指導する際も使い分ける必要があるかもしれません。
また、ダンベルに意識を集中させる以外にも、少ない筋活動を促す方法はどういったものが考えられるでしょうか?
今後も引き続き考察をしていきましょう。