前回は、「中心視野」の特徴を見ていきました。
では、「周辺視野」はどのような場面で使うのがいいのでしょうか?
違った角度から、「中心視野」と「周辺視野」の特徴を見てみましょう。
「中心視野」は、解析度は高く、動きに対する感度は低い
「周辺視野」は、解析度は低く、動きに対する感度は高い
つまり、スポーツにおいて素早く動く必要がある場合は「周辺視野」を用いたほうが、動きがはやくなるということです。(中心視野に比べて、周辺視野とは、焦点を定めずぼんやり見る状態)
「中心視野」は身体を緊張させ、解析度をあげています。
ということは、動きは遅くなってしまいます。
ボクシング・サッカー・バスケなど相手の反応に対して、動作をしなくてはいけない時、「周辺視野」を用いたほうがいいということになります。(競技・ボジションや場面によってかわりますが)
日常生活ではどちらの「視野」で見ることが多いのか?
スポーツにおいて、適切な「視野」を選択できているのか?
眼の使い方によって、身体の状態、パフォーマンスがかわってしまいます。