ネットやテレビを見ていると、様々な情報が溢れています。
情報をどう取捨選択をするのか?
考え方について解説をしたいと思います。
まず、考え方を解説するにあたりとても参考になった「インドの寓話」を見ていきましょう。
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インドの寓話
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「盲人が象を語る」というインド発祥の寓話があります。
ある日、6人の盲人がそれぞれ象を触ってこう言いました。
1人目は象の鼻を触り「象とは蛇のようなものだ」と言いました。
2人目は象の耳を触り「象とはうちわのようなものだ」と言いました・
3人目は象の足を触り「象とは木の幹のようなものだ」と言いました。
4人目は象の胴体を触り「象とは壁のようなものだ」と言いました。
5人目は象のしっぽを触り「象とはロープのようなものだ」と言いました。
6人目は象の牙を触り「象とは槍のようなものだ」と言いました。
それから6人の盲人たちは長いこと言い争い、それぞれ自分が正しいと意見を譲りませんでした。
■参考ページ
https://www.kirameki-sr.jp/blog/business-skill/learn-from-the-fable/
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まとめ
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6人の盲人は1つの事象をすべてだと思い、象は〇〇だと言いました。
我々は象がどういうものかを理解しているので、6人が言っていることすべてが象であると知っています。
この寓話を知ってから、トレーナー界で言われている事象に対しても、すぐ鵜呑みにせず考えることが習慣となりました。
例えば、腰痛にはエクササイズAが効果的という文献があるとします。
エクササイズAを行うことでなぜ改善されるのかを考えます。
・筋肉がアクティベーションされるから?
・筋が弛緩するから?
・姿勢がかわるから?
など、考えられる要因をあげていきます。
(要因を探るにあたり、エクササイズAとは逆の腰痛には絶対に行ってはいけないエクササイズを調べます)
あげた要因を1つ1つ考察していき、どの要因が1番影響しているのかを探します。
要因がわかること、エクササイズAではなく、実はエクササイズBの方が効果的ではないだろうか?エクササイズAも、この点に注意しないと効果が半減してしまうのでないか?などが考えれれるようになります。
考察を続けることで、自分流のエクササイズをつくることができます。
