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▷参考書籍
「お金の大学」著者 両@リベ大学長 朝日新聞出版
▷参考YouTube
□両学長リベラルアーツ大学チャンネル
https://www.youtube.com/c/ryogakucho/about
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①貯める(支出を減らす力)
②稼ぐ(収入を増やす力)
③増やす(資産を増やす力)
④守る(資産を減らさない力)
⑤使う(人生を豊かにすることにお金を使う力)
今回は、「③増やす」についてみていきます。
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この書籍は、「本当の自由を手に入れる」「一生お金に困らない」がテーマとなっています。
一般的に、「労働時間=収入」である人がほとんどです。
このような働き方では、資産を大きく増やすことは難しく、新型コロナの影響・老後の年金問題を抱えやすくなってしまいます。
現在の働き方・収入で満足されている方には、この書籍の考え方は必要ないですが、このような選択しもあることを知るためと割り切り、読み進めてください。
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今まで、貯める力によって無駄な支出を減らし、稼ぐ力によって収入を増やすことを解説してきました。
稼ぐ力では、①給与所得②事業所得③不動産所得④配当&利子所得の4つがあるとご紹介しましたが、大きく分類すると
①と②は労働所得。
③と④は資産所得。
と分けることできます。
労働所得は文字通り、自分が働くことによって得られる収入です。
資産所得は自分が働かず、資産を働かせることによって得られる収入です。
労働所得だけでは、収入に限界がきてしまうため、徐々に資産所得を増やしていくことがポイントとなります。
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Step1 準備をする
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資産所得を得るためには、投資をはじめる必要があります。
投資の注意点として、貯金がないのに投資をはじめてしまう・もしくは貯金をすべて投資に注ぎ込んでしまう、2点に注意しましょう。
投資をはじめる前に、まず生活防衛資金を確保します。
生活防衛資金とは名前の通り、リストラされた時や病気・怪我などで働けなくなって収入がなくなった時のため、生活を維持するための資金となります。
目安として、会社員なら生活費6ヶ月分。自営業なら1年分となります。
(例:1ヶ月の生活費が20万円だとしたら、会社員120万円・自営業240万円)
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Step2 投資商品を知る
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投資商品はたくさんありますが、初心者がおさえておくべきは以下の5つ
①株式
・株式会社が個人や他の企業から資金調達するために発行する証券のこと
・一般的にハイリスク・ハイリターン
②債権
・国や地方公共団体、企業などが資金調達のために発行するもの
・一般的にローリスク・ローリターン
③不動産
・住居・宿泊施設・テナント・太陽光発電と4種類の投資先がある。
・一般的にミドルリスク・ミドルリーターン
④コモディ(商品)
・原油などのエネルギー、金などの貴金属、大豆などの穀物のこと
・一般的に安全資産と言われるが、意外に値動きが激しいハイリスクな資産
⑤預金
・預金・定期預金も投資商品の1つ(利息を得ることができるので)
→ただし日本は超低金利のため増えづらい
*5つを簡単にご紹介しましたが、本当はもっと複雑な商品です。興味ある商品がありましたら、各自で情報を集めてみてください。
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Step3 相場を知る
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投資商品を知ったら、投資商品の相場を知りましょう。
スーパーできゅうりが1本1万円で売っていたら絶対買わないですよね。
それは、きゅうりの価格がだいたいいくらかを知っているから、高い・安いを判断することができます。
投資となると相場を知らずに、言われるがまま購入してしまうことがあります。
割高な手数料を払わされたり、高値で買わされたり、詐欺まがいな商品を買わされたりしてしまいます。
株式の目安ですが、世界中の株全てに投資した場合の平均利回りは、年5〜7%となります。
この数字は、100万円投資したら1年で105〜107万円になるということです。
短期でみると、もっと利率がよくなることもありますが、上がったり下がったりして、だいたいこのくらいの年率になるようです。
この利率より高い商品は、リスクが高い商品か詐欺の可能性が高くなります。
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Step4 実践する
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準備が完了したら、あとは実践をするのみです。
どれだけ知識を得たとしても、実践をしなければ意味がありません。
いきなり投資を行うのがこわい場合、バーチャル投資を行うことができます。
*バーチャル投資とは:お金を使わず、投資をすることができます。バーチャルなのでお金を得ることはありませんが、買い方や売り方などを試すことができます。
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まとめ
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今回ご紹介していない、FXや暗号資産などの投資もあります。
またNISAやiDeCoなど税金が優遇されるものもあります。
自分はどんな投資に向いているのか?
本業の知識に加え、資産所得も勉強してみることをお勧めします。
*投資は資産が減少する可能性があります。相場に一喜一憂せず、無理のない範囲で行いましょう。