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▷参考書籍
「お金の大学」著者 両@リベ大学長 朝日新聞出版
▷参考YouTube
□両学長リベラルアーツ大学チャンネル
https://www.youtube.com/c/ryogakucho/about
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前回、お金の基本として5つあることをご紹介いたしました。
①貯める(支出を減らす力)
②稼ぐ(収入を増やす力)
③増やす(資産を増やす力)
④守る(資産を減らさない力)
⑤使う(人生を豊かにすることにお金を使う力)
今回は、「①貯める」についてみていきます。
お金に関する多くの情報は、いかにお金を増やすか?(お金の基本であらわすと②の稼ぐ)に、焦点があたっていて、無駄な支出を減らすことの価値を低く見積もりがちです。
1万円多く稼ぐのと、1万円支出を減らすのは同じことです。
(稼ぐことと無駄を減らすこと両方同時に行えば、より早くお金を貯めることができます)
これは健康とにていて、ランニング・筋トレなど体力をつけることに加え、無駄な動作を改善する・睡眠をとる・ストレスを減らすなど、疲れのもとを排除する、両方が大切です。
支出を減らすと聞くと、こまめに電気を消したりチラシを見て少しで安いスーパーで買い物をすることを想像するかもしれませんが、このやり方では効率がよくありません。
(時間をかけた割には、少ししか節約にならない)
効率よく支出を減らすには、固定費を見直すことです。
1.通信費
2.光熱費
3.保険
4.家
5.車
6.税金
の6つが書籍では紹介されています。
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①通信費
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・携帯の通信費
最近は、大手の料金も安くはなってきましたが、自分にあった料金体系や通信業者を選択することで大幅に料金を下げることできます。
→家でWi-Fiを利用できる方は、携帯の通信量は下がるので、少ないプランでもOKです。
毎月携帯代が3,000円以上の人は、早急に変更されてください。
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②光熱費
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2016年より電力会社を自由に選べるようになりました。
ネットから簡単に申込ができます。
日中ほとんど家にいない家庭は夜電気代が安くなるとか、ライフスタイルにあわせて選択することができます。
私も、電力会社をかえて、以前より安く利用できています。
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③保険
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一言で保険といっても、生命保険・医療保険・火災保険・自動車保険など様々あります。
毎月どのくらい保険に支払いをしていますか?
また保障内容をすべて把握されていますか?
保障内容が重複しているもの、過剰なものを見直すことで、支出を減らすことができます。
書籍では、多くの人が必要のない保険に加入させられていると述べています。
保険に関して問題なのは自分の頭で考えず、保険のセールスマンの言われるがままに加入をしてしまっていることです。
必要な保険は、自分のライフプラン・年齢・家族の有無・収入によってかわってきます。
自分に必要な保険に関しては、少し勉強されてから変更・解約・継続を判断されてください。
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④家
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家に関して、賃貸がいいのか?マイホームがいいのか?議論がたえないテーマです。
こちらもライフスタイル・家族構成・住むエリアなどによって変わってきます。
書籍での結論は、
「リセールバリューの高い家を買えるならマイホーム」
「リセールバリューの高いエイを選ぶ自信がない人は賃貸」
*リセールバリューとは「売却時の金額」のことです。
家を購入する際は、購入金額で判断してしまいますが、売却時の金額(リセールバリュー)も含めて検討する必要があります。

図を見てみると、購入金額はAの方が高いですが、売却価格を考慮し、実質負担額で見てみると、Aの物件の方が割安となります。
賃貸に住まれる場合も以下の点を踏まえることで費用を下げることができます。
・賃貸物件を安く借りる方法
・火災保険を安くする
・賃貸物件の家賃を下げる
・退去費用を適正金額まで下げる
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⑤車
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車は20〜70歳の50年間所有した場合、車体代・ガソリン代・保険代・税金などざっくりですが4000万円かかると言われています。
レンタカー・カーシェア・タクシーなどを利用し、もたないという選択肢を考慮し、購入する場合も家と同じく、リーセールバリューを考慮し検討する必要があります。
*図参照

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⑥税金
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ふるさと納税・医療費控除・扶養控除・副業を行うなどありますが、範囲が多岐にわたるためここでは割愛させていただきます。
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その他
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書籍の内容以外で、私個人ではクレジットカードを活用しています。
私が利用しているクレジットカードは、引き落とし時に自動的に1%OFFとなります。(一部対象外あり)
さらに、0.5%のTポイント貯まるので、実質1.5%還元となります。
クレジットカードを利用すると、購入金額が増えるという研究がありますので使い際には注意が必要ですが、水道光熱費やスーパーなど日常的に支払うものに対して利用すると有効です。
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まとめ
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固定費を削減する方法を見てきました。
それぞれの内容は、文章を読むだけでは完全に理解できないと思いますが、固定費を削減できる可能性があることは理解できたと思います。
無駄な支出を毎月払い続けて、お金が貯まらないからもっと働く、というサイクルは人生を豊かにしません。
固定費を削減できると、仕事量が減りプライベートの時間を増やすことができますし、自己投資に使うこともできます。
何事も、自分で考え最適な選択肢を自分で選ぶことが大切です。
まずは、どの固定費を削減しますか?